『嫌いでいさせて 3巻』ネタバレ&感想｜子育てオメガバースBL名作続編！新CP登場

BL漫画『嫌いでいさせて 3巻』を私が読んでみた感想や見どころをお伝えします。家族愛とオメガバースが尊すぎるあらすじもありますよ！

『嫌いでいさせて 3巻』は、ひじきが原作者です。リブレの『ビーボーイオメガバースコミックス』で連載されています。

オメガの雫斗（なおと）とアルファの葉月（はづき）は番となり、しずくと湊（みなと）の2人の子どもと幸せな毎日を送っていました。そんなある日、しずくの通う学校で教師の朝永（あさなが）と柳木（やなぎ）が言い争うところに遭遇してしまい、雫斗と葉月は彼らに関わることになっていき…？

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『嫌いでいさせて 3巻』漫画情報

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漫画タイトル	嫌いでいさせて 3巻
作者名	ひじき
掲載雑誌	ビーボーイオメガバースコミックス
既刊数	3巻

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『嫌いでいさせて 3巻』のあらすじ

オメガバースの世界でのお話です。この世界にはα、β、Ωという性別が存在します。その中でもαは能力的にも優れた性別であり、Ωは男でも子供が産める一方て、定期的に発情期がくる性別でした。【大多数が平凡なβの中で、特殊な性を持つ人々がいる】そんな世界でのお話です。

Ωの雫斗（なおと）受は、現在αである葉月（はづき）攻と番（＊αとΩだけにある関係。αが発情期のΩの項を噛むことで、お互いのフェロモンにしか発情しなくなる関係となる）になっており、その間にはしずくと湊（みなと）という２人の子供がいました。色々ありながらも、葉月とは幸せな日々を過ごす雫斗。

ある日のことです。雫斗はしずくの運動会のため小学校を訪れていると、そんな中で教師である朝永（あさなが）と柳木（やなぎ）のトラブルに出くわしてしまいます。すると、苛立ったような柳木は去っていき、気まずそうな顔をする朝永。２人の関係は気になるものの、ただの保護者である雫斗は訳を聞くこともできず、もやもやと感じていました。

しかし、そんな日々の中で葉月の方が、友人の京介（きょうすけ）にお願いされて、その更に友人だというαの男性の相談に乗ることにしました。…すると、出会ったのがあの時トラブルになっていたαの朝永の方で、Ωの柳木に惹かれているものの上手くいかない関係を相談したいと告げて来たのです。αだからとちやほやされてきた朝永と、そんな朝永のことを叱ってくれる数少ない柳木。そんな柳木に朝永は惹かれました。

けれど２人の関係は上手くいかなくて、朝永が話しかけようとするたび避ける柳木。元々、他の教師や保護者からも『オメガだから…』『昔、生徒をトラブルを起こしたことがあるから…』なんて言われている柳木は、人となれ合うことをあまりしなくて…そんなことから、何度トライしても朝永は柳木によって避けられてしまっていたのです。

一方で、同じころに雫斗は街で柳木に出会っていました。そうして、悩んだような様子の柳木に声を掛けられ、相談にのることにした雫斗。雫斗にとってはそう頼られることもうれしかったですし、なにより、Ωである自分が力になれることが嬉しく感じていました。

そんな風にして、お互いが相談に乗った朝永と柳木が上手くいった頃…次に悩みを抱えていたのはしずくの方でした、ちょうど、学校での第２性と呼ばれるαやβ、Ωなどの診断結果がでていて…そこで受けた自分の診断を言い出せなかったしずく。そうして、そんなしずくの悩みに気付いたのは葉月は…？

『嫌いでいさせて 3巻』の見どころ

今回は3巻の内容となりますが、相変わらず葉月が親バカで、雫斗にもベタ惚れで、そんなところは安心して楽しめる内容でした！！そんな中、今回のお話のメインは、雫斗と葉月の他に男α×男Ωのカップルが出てくるところですね。あくまで主要なキャラは雫斗と葉月なのですが、そんな2人を巻き込んでトラブルを起こしちゃう今回の新キャラの朝永と柳木。もうお話はハラハラと読み進めることができました！

特に、気の強い柳木の方がΩで朝永との関係に悩んでいるっていう設定にもドキドキでした！そこに雫斗が入って2人の仲を深めてあげる感じ、凄く良いなぁと思えた展開です。

一方の朝永に関しても、本性は実はハイテンション気味で、ガツガツ行ってしまい避けられてしまう感じが凄く可愛いなぁと思えました。本当に朝永×柳木は可愛くて応援したくなるようなカップルでした！！

それから、今回しずくの性別に関して描かれていましたが、そもそもしずくって雫斗と、雫斗を襲ってきた男である村雨（むらさめ　＊２巻の内容）との子なんですよね。そんなちょっと複雑な関係もあって、自分の性別に色々悩んでしまうしずく。そんな展開はもう泣けちゃいます！！

『嫌いでいさせて 3巻』を実際読んだ感想

実は、このお話の中でのオメガバースの設定って他と変わっていて、αとΩが番になると、【お互いのフェロモンにしか反応しなくなる】って設定がすごくロマンチックで良いですよね！

他の多くのオメガバースの設定は、αとΩは番になった後、【Ωの方は番のαにしかフェロモンが効かなくなるけど、αの方は他のオメガのフェロモンにも興奮する】なんて設定が多いので、基本的にαが多くのオメガと番になったり、浮気できたりもするのですが…それがない世界って言うのが、本当に良いなぁと見ていました。

面白さ的にはどっちの設定でも面白いですし、色々と作者さんによってオメガバースの設定を変えれるのもオメガバースの良さなのですが、このお話に関してはこの設定がもう最高なんです！続編があるなら、今回の朝永や柳木のその後も見たいですし、柳木か赤ちゃんを授かったり…そんな展開も素敵だと思います！！もうそんなことから是非是非、今後も追いかけたいお話です！

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まとめ

『嫌いでいさせて 3巻』のネタバレ・あらすじをお届けしました！『嫌いでいさせて』シリーズはBL名作とか泣けるBLとかでよく取り上げられていたけど、なんとなく読まずにいたのに、1巻を読んだら最後…シリーズ買いしてしまいました！葉月のベタ惚れな感じがすごく好きで、イチャイチャ溺愛BLを読みたい、家族BL、子育てBLを読みたいならおすすめです！

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