泣けるBL漫画『狂い鳴くのは僕の番 ;β』を実際に読んでみました。胸が苦しくなるけど最高!ネタバレありのあらすじや感想ネタバレ、見どころまですべて教えます。私のマイベストBLです!めちゃくちゃ感動します!!!大好きすぎる!しかもエロい。
『狂い鳴くのは僕の番 ;β』は、楔ケリが原作者です。シュームリームの『アメイロ』で掲載されました。ドラマCD化されています。
男性も妊娠・出産ができるオメガバースの世界。妊娠可能なΩは発情期を持つため劣等種とされています。営業二課課長の鵜藤慎吾(うとう しんご)は、面倒見がいい兄貴肌。そんな彼の下に、Ωの雀部澄斗(ささべ すみと)が部下として配属されました。優しく接してくれる鵜藤に、雀部は敵意むき出しで生意気な態度をとっていました。しかし鵜藤は気にすることなく、雀部の面倒をみてくれて、彼もだんだん気を許していきます。ところが鵜藤には内緒である日、部長が雀部にΩとしての接待を支持してきて…。
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3巻が超絶おすすめです!涙なしには読めません!
『狂い鳴くのは僕の番 ;β』漫画情報
漫画タイトル |
狂い鳴くのは僕の番 ;β |
作者名 |
楔ケリ |
掲載雑誌 |
アメイロ |
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『狂い鳴くのは僕の番 ;β』のネタバレあらすじ
オメガバースの世界のお話です。鵜藤慎吾(うとうしんご)攻めはβ。以前は、営業一課で課長をしている烏丸雅(からすまみやび)受けの下で働き、またΩである彼の発情の際は、彼を抱いて慰めていました。
しかし、部下として入ってきたαの高羽慧介(たかばけいすけ)攻めが烏丸と番ったことにより、鵜藤が烏丸と肌を合わせることもなくなりました。出世のためにはところ構わず体を開いていた烏丸。自分の心を押し殺してまで仕事のために生きていた彼ですが、高羽と出会ってからはそんなことも少なくなり、より人間らしくなります。
そんな様子を側で見ていた鵜藤。烏丸には以前から惚れていましたが、βの自分ではセフレ止まりの関係で、それ以上には進めませんでした。けれど、烏丸が幸せならとそんな2人の関係には納得しています。
そんな中、部署移動で2課の課長となった鵜藤。部下にΩである雀部澄斗(ささべすみと)受けがやってきます。しかし、本来一流企業で上に登るためには、以前の烏丸のように枕をしなければなりません。番ったことによって、それをやめた烏丸。雀部はそんな烏丸の代わりとして、入社させられたΩでした。
そんな雀部、実は抑制剤の効きが悪く、会社でも発情してしまうことになります。以前まで烏丸の面倒を見ていた鵜藤が、雀部を世話するのも自然なことでした。
雀部は過去に性別が発覚してから、Ω差別を受けており、友人だったβにも犯された経験から、人を信じることが怖くなっていました。そのことから、自分に優しく接してくれる鵜藤にも敵意は剥き出しで「いつもαに尻尾振ってご機嫌うかがってるただのクズじゃん」と、強気なままです。
けれど、鵜藤はそんなこと気にする様子もなく、過去の烏丸に重ねながら、雀部を気にかけ。次第に雀部も彼に気を許すようになっていきます。
そんなある日のこと。鵜藤には内緒でと、部長の指示で接待に連れられた雀部。そこでは、服を剥かれ、Ωとして仕事するよう声をかけられます。抵抗しようにも、雀部は数人がかりで押さえつけられてしまいます。「ΩならΩなりの武器持ってんだろ」と、部長の日野も横目で見るだけです。
屈辱的なそんな扱いに泣くことしかできなかった雀部。しかし、その場にいたαで取引先の社長である白鳥優雨(しらとりゆう)攻めが、雀部を救い出してくれます。
しかし、部長が許してくれるはずもなく、同じような接待が繰り返され、雀部は逃げるように白鳥に声をかけ、2人は番になりました。番となれば、相手のαにしか発情しなくなり、接待の価値もなくなるからです。優しくて、Ω思いな白鳥と番になって幸せなはずの雀部。しかし、鵜藤への想いを捨て切れず、ずっと想い続けたままです。
そんな中、顔を合わせる鵜藤と白鳥。「どう?仕事も好きな人も取られる気分は?」白鳥にもまた、雀部を選んだ理由があったのです。過去の鵜藤との仕事のトラブルから、今回、雀部を巻き込む形で鵜藤を苦しめようとする彼の表情は、雀部に見せていたあの優しいものではありません。
しかし、ただのβである鵜藤には、番である彼らの間に入り込むことはできず…?
『狂い鳴くのは僕の番 ;β』の見どころと次回への期待
前巻にあたる『狂い鳴くのは僕の番』のスピンオフにあたるこちらの作品!何より、前回烏丸を思いながらも身を引いた、鵜藤が中心のお話です。βだからと、烏丸が苦しんでいても側にいて支えることしかできなかった鵜藤。今回もまた、部下の雀部が同じ道筋を歩んでいきます。
「あんたがαなら良かったのに」
そうして、手を差し伸べようとした雀部には、1番言われたくない台詞を告げられてしまうんですね!それを1番感じているのは鵜藤のはずで、烏丸の時も散々苦しんで。そうして、雀部にもまた無力な自分を感じてしまう。
「……ほっんと、容赦ねぇな、お前」
けれどまぁ、今回のお話で1番苦しんでるのは雀部ですよね。彼も逃げるように白鳥の元へ行きましたが、まぁ、それも仕組まれていたことでした。でも、健気だなあと思います。鵜藤に失望されたくないからなんて気持ちがあって、結構無理している場面もありました。
最終的には2人にとって幸せな結末で、雀部には番解消の負荷が残ってるものの、どうか長生きして欲しいなぁと思います。雀部は鵜藤にスミと呼ばれているのですが、もう最後『スミちゃーん!!!幸せになってぇーーー!!!』と願わずにはいられません!!
『狂い鳴くのは僕の番 ;β』を実際読んだ感想
『狂い鳴くのは僕の番β』の1巻までは単行本を手にしていたのですが、続きがどんどん出ているのを見逃していました。それも、『狂い鳴くのは僕の番 :Re』なんて、烏丸と高羽の続編が今配信されているんです!もちろん購入しました!
今作でもちらちらと出てきた2人、前作よりも甘々でべたべたですよね。まるで新婚です。特に、雀部が高羽に憧れるシーンは良いですよね。あんなαに…なんて烏丸に嫉妬するシーンはドキドキでした。
白鳥も根っからの悪人ってわけではないですし、色々拗れちゃったんだなぁと思いつつ、雀部にちょっかいをかけている展開にはニコニコです。
多分、鵜藤は最終的に何とかしてくれるでしょなんて軽い気持ちで読んでたら、まさかの白鳥と雀部が番関係になってしまい…その辺りまで読んで、あれ、これ大丈夫?と急に不安になりました。無事、2人が幸せになれる展開で良かったです。
ちなみに、1巻の電子版の特典ペーパーで鵜藤が元暴走族の団長なんてネタがあってびっくりしました。単行本にはない内容なので、是非是非、単行本派の人も、今ならシーモアの読み放題でで、1巻まるまる読めますので、そんなところも楽しんでみてください!
『狂い鳴くのは僕の番 ;β』3巻を読まないのは人BL人生を損してる。
3巻でスミちゃんが『熱いのちょうだい…』にうぉーーーー!!!と鼻血が出そうになりました!!とにかくエロシーンが最高にエロくて大好きな作品です!
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『狂い鳴くのは僕の番 ;β』は無料で読める?
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まとめ
『狂い鳴くのは僕の番 ;β』のあらすじや見どころ、実際に読んだ感想をお伝えしました!無料で読む方法や安く読む方法がありますので、ぜひ試し読みで絵柄やストーリーなどを確認してみてください♪
オメガバースは実は、まったく興味ないどころか苦手なジャンルだったんですが、この『狂い鳴くのは僕の番 ;β』でオメガバース作品にハマり、最近めちゃくちゃ読んでます。この作品を読まないなんてBL人生損してる!と思うほどよくてマイベストBLナンバーワンは当分変わりそうにありません。
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