【泣けるBL】『4月の東京は…』ネタバレ&感想！切ない初恋両片思いに胸が痛い

切ない初恋に涙が止まらない…BL漫画『4月の東京は…』を実際に読んでみたあらすじや感想、見どころまですべて教えます。

『4月の東京は…』は、ハルが原作者です。大洋図書の『HertZ&CRAFT』で掲載されました。

中学の頃に1年だけ住んでいた東京は、滝沢和真（たきざわ かずま）にとって、初恋の早乙女蓮（さおとめ れん）と過ごした懐かしい場所でした。時が過ぎ、入社した会社で和馬は蓮と再会します。驚いて思わず声をかけた和馬に、蓮は「久しぶり」とあっさり答えただけ…。しかも、名字が石原（いしはら）に変わっていて…？

『4月の東京は…』を無料で何巻読めるか調べてみました！両片思いのじれったさは切なくて苦しくて…でも言葉にできないほど尊くて最高です！

『4月の東京は…』漫画情報

漫画タイトル	4月の東京は…
作者名	ハル
掲載雑誌	HertZ&CRAFT
既刊数	全2巻

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『4月の東京は…』のあらすじ

滝沢和真（たきざわかずま）攻はその日、初恋の人と再会しました。転職した会社で働いていた早乙女蓮（さおとめれん）受は過去の面影がそのままで、再会するなり「蓮だろ？」なんて迫ってしまった和真。しかし、一方の蓮もそんな和真のことは「久しぶりだな」なんて明るく迎えてくれるのです。けれど、そんな和真ですが、どうしてももやもやすることがあって…和真と蓮との関係は、そんな風に再会してすぐに、笑い合えるような関係で別れたわけではありませんでした。ですが、今は会社の中ということもあり詳しく話は出来ないまま、去っていく蓮を見送ったのです。

2人の出会いは中学校でした。もともと、和真が外国帰りで入学した中学で、一緒に過ごすようになったのが蓮で、元々親の離婚で知り合いもいない日本に来てしまい不安だった和真。ですが、蓮と出会ったことで和真は、そんな日本での生活も楽しくなっていました。そうしてある日、友人が彼女とセックスをするなんて話題を聞き、少しだけおかしい様子を見せた蓮。「俺に彼女が出来たら、お前が俺の母親に話を会わせてくれよな」と、そんな風に和真が声を掛けると、蓮は酷く拒絶するのです。蓮のそんな反応にもやもやしてしまった和真。…そこでは、蓮が席を外した際に、つい気になって彼の携帯を覗いてしまいました。

誰かとホテルで待ち合わせをしている様子の蓮。和真は自分の気持ちに整理が出来なかったものの、その約束された日にホテルの近くで蓮を待ち伏せてしまいます。…そうして、土砂降りの雨に打たれながら待っている和真の前に、見知らぬ男と現れた蓮。そんな様子に、和真は黙っていられませんでした。「ただセックスがしたいなら、俺としよう！」そう必死に蓮に縋った和真。結局…蓮の相手の男は騒ぎに去っていまい、残された蓮と和真はそのままホテルで、1夜を過ごして…？

ですが、和真に残っているのは、おぼろげな記憶だけでした。あの日、凄く必死になって蓮を抱いて…その後のことは何も覚えていないのです。後から周りからの話で聞いたのは、ホテルで自分は高熱を出し、病院に搬送されたと言うことで…そのうち風邪の菌が頭に周り、長い間、昏睡状態で集中治療室からは出られなかった和真。…そうして、そんな期間を経て意識を取り戻すと、もう傍には蓮が居なかったのです。

あれから10年。まさか、こうして日本で働き始める中で蓮と出会えると思っていなかった和真。ですが、そんな大人になった蓮とは、また友人として付き合い始めたのです。ただ、そんな中で、蓮とは仲良さそうな男の存在を知って、和真はもやもやとしてしまいます。現れたのは八神龍之介（やがみりゅうのすけ）という男で、ゲイと公表して、蓮とも凄く近い関係で…？

そうしてある日、蓮とか和真は酔った勢いで、そのまま身体の関係を持ってしまいます。一方で、そんな風に抱かれた夜、蓮は過去のことを思い出していました。…過去のラブホでの出来事は、一瞬にして2人の関係を割いてしまって…あの日、ぐったりとした和真が搬送された後、大人たちに状況を尋ねられ…中学生なのにあの日ホテルに居たわけ、それを蓮は説明することになりました。

「俺が無理やり、セックスをさせたんです」そんな言葉に勿論、大人たちは2人を引き離すことにして…有名な医者の立場だった両親からは、追い払われるようにフランスへと飛ばされそうになった蓮。そうして蓮は、フランスに飛び立つ少し前、わざと手首を切り、入院することになります。目的は…特別治療室にいる和真に、最後にどうしても会いたかったこと。フランス行きを迫られる中で、蓮にはこれしか手段が思い浮かばなかったのです。そうして…その日、和真の眠る病室に忍び込んで最後の別れをした蓮は…？

それが、過去にあった全ての事情でした。しかし、そんな事情を全て和真に告げれるわけもなく悩む蓮。そんなことから蓮は、酒に酔って関係を持ってしまった翌日、蓮には「俺たちはセフレになろう。そのかわり、お前に好きな女ができたらただの友人に戻る。それで良いだろ？」なんて告げ、本気で好きにならないよう、距離を開けることにして…？

『4月の東京は…』の見どころ

お話は、中学生同士の恋愛から始まります。けれど、ラブホで初めて2人でえっちしている中で、和真が風邪を拗らせて、そのまま入院して…もうこの時の、蓮が大人たちに全部説明する展開がめちゃくちゃ胸が痛かったです。和真のことは、自分が無理やり抱いた…なんて、そう大人たちには告げる蓮。本当にもう、泣けちゃうシーンでした！

一方の和真はピュアで一途な性格で、蓮がなかなか和真とは向き合おうとしない中で、必死に追いかけたり、引き止めてくれたり…そんな展開にドキドキでした！女性にもモテる容姿なのに、蓮だけをずっと好きでいる和真。そんなところがもう最高なんです！！

それから、蓮に関しては過去の出来事から和真を愛することに不安を持っていて…。素直になれない感じがもう、めちゃくちゃ見ていて切なすぎました！！「俺たちはセフレになろう。そのかわり、お前に好きな女ができたらただの友人に戻る。それで良いだろ？」そんなセリフを告げちゃうシーンは是非おススメしたいところです。

中学時代の恋愛を拗らせたまま、お互いに離れてしまって…そうして、次はセフレとして関係を持つ…。そんな展開は、もう最後までたっぷり楽しめる内容かなと思います！！

エロは少なめだけど、修正の加減は甘め♪しっかり描写されてます！

『4月の東京は…』を実際読んだ感想

久々にめちゃくちゃ泣ける作品で、読んだ後のすっきりする展開が本当に最高です！！個人的には当て馬的な役割の八神が好きでした。フランスに連れてかれてしまい、フランス語も喋れない中で学校に入ってしまった、過去の蓮。そんな蓮を面倒臭がりながらも見守っている感じが、本当に良いなぁと思えるキャラでもあります。

そうしてお話は上巻のラスト、和真が蓮に告白しながらえっちするシーンがめちゃくちゃ最高でした！！えっちシーンはめちゃくちゃ丁寧に描かれてるし、告白シーンもドキドキで是非おすすめしたい作品です！

ちなみに、上巻だけでも綺麗にまとまってはいますが、下巻は現在の2人の関係をたっぷり描いていますのでおすすめです。特に両思いになるまでが凄く応援したくなる2人のお話でした。それから、こちらの作品なんですが、作者さんの別作品でもある『東京〜四季〜』全2巻では、今回の作品の後日談やスピンオフ、脇役のその後なんかもたっぷりと読めるので、こちらもぜひぜひおススメしたい作品です！！

『4月の東京は…』は無料で読める？

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まとめ

『4月の東京は…』のあらすじでした！切なくて泣けるBLをお探しで、かつハッピーエンドがいい方にはおすすすめのBLです！純愛BLでもあるので、甘酸っぱい初恋をこじらせた系のBLが好きなら楽しめると思います！ちょっとエロは少なめなのでBL初心者でも楽しめますよ。

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